海原(かいげん)創刊の辞より

海原(かいげん)創刊の辞より
 俳句形式への愛を基本とし、俳諧自由の精神に立つ
           「海原」代表 安 西 篤


2018年10月2日火曜日

海原の理念

海原(かいげん)の理念
海程の後継誌「海原」の理念について
「海原」代表 安 西 篤
ご承知のように、本年9月 をもって本誌「海程」は終刊となり、その後継誌として、新たに「海原」が10月 に倉1刊 されることになり ました。
海程の終刊は、金子兜太主宰のご高齢による引退にともなうもので、主宰からは後継誌の発行について、すでに容認して頂いているところであります。したがつて「海原」は、「海程」の倉1刊 以来の理念を継承して発足することになります。
では、そもそも「海程」の創刊以来の理念とはなんでしようか。

海原(かいげん)・関西について

 海原(かいげん)・関西について

海原・関西は金子兜太の「海程」を継承した俳句集団である「海原」の関西グループです。
 関西グループでは、関西合同句会、関西スクール、三田句会、大阪句会、びわこ句会、などを定期的に開催しています。
 このサイトでは、関西合同句会、関西スクール、大阪句会についてお知らせします。
他の句会については、随時、リンクを貼っていきます。
 このブログについてのお問合せ、ご連絡は「海原・関西 メールアドレス kaigen.kansai☆gmail.com へ ☆を@に変更して、お願いします。
 
    

関西合同句会

関西合同句会

2か月に1回(偶数月)に関西在住の海原会員をはじめ、東海、中四国、九州、時には米国からの会員が集まり句会を開催しています。
 海原発行人に就任された武田伸一氏にも、海程時代と同様、毎回参加していただいています。

会場 大阪市生涯学習センター研修室または会議室
時間 13:00~17:00
会費 1000円

    世話人     若森京子  
         矢野千代子    
         榎本祐子  (広報・連絡係)
           

2018年10月1日月曜日

2018年6月関西合同句会抜粋

22019年6月8日 関西合同句会抜粋

旱前乳房を海に浸したる         葛城裸時
観覧車ふっと羽化するオオムラサキ    河田青峰
あえかなる白きざわめき明易し      小宮豊和
滝仰ぐ未完の夢を追い求め        坂本久刀
茅花の穂遠く淡路に落暉かな       白石修章
声に出せば兜太師遠し茄子の馬      武田伸一
事故ありし水辺真白き立葵        谷口道子
人体の先っぽ全て渦薄暑         月野ぽぽな
雨やどりでんでん虫の姉妹(あねいもと)  野﨑憲子
夏野菜フライパンの中は染物屋      増田暁子
街薄暑サンダル履きのソクラテス     村上紀子
ねじあやめ脇をゆるめる寂寞感      若森京子
                (榎本祐子・記)

関西合同句会抜粋 2019年4月日

お新香風に乗って飛んじゃった       葛城裸時
囀や少年ばかり声変わり          河田青峰
闇ぬくし気配は花か立ちすくむ       小宮豊和
一山に命の祈り朝桜            坂本久刀
チューリップ赤黄と並ぶふっくらゆかい
                     白石修章
詩の友のあらかたは老い春の風       武田伸一
花降るや合わせる掌にも樹木墓       谷口道子
すみれ野や遠流のごとく母の影       野﨑憲子
春キャベツ男ぎらいとうわさあり      増田暁子
山笑う列車の窓から見る山河        松本 孜
擂粉木を持って囀り聞いている       榎本祐子
                   (榎本祐子記)

関西合同句会抜粋 2019年2月9日 

降る雪や咢堂像の口に髭        稲葉千尋
オムレツがさみしい無帽の帰還かな   大西健司
ポチ袋に丹波哲郎住んでいる      葛城裸時
標本は春立つよう本閉ずよう      河田清峰
黒人霊歌諸手で掴む冬の空       小西瞬火
寒林に入り聴覚と化す全身       坂本久刀
春立やポップコーンのいづこより    白石修章
平家の裔雪解雫のしきりなり      武田伸一
ひとはひとの匂いを漂流春岬      竹本仰
冬田延々ぐらぐらの奥歯        谷口道子
冬籠り『戦艦武蔵』伏せしまま     樽谷寛子
梅三分眉引くときの他人かな      増田暁子
山眠る次なる命育みて         松本孜
冬おぼろいま貨物駅なる百済(くだら)  矢野千代子
如月や机上にやわらかい座礁      若森京子
嘘ひとつ蝋梅の涙と思う        榎本祐子
                 (榎本祐子記)

関西合同句会抜粋 2018年12月8日 

小春日や霊安室の壁に傷        大西健司
広告の囁きあって冬紅葉        葛城裸時
綱吉も天武も突く紅葉鍋        河田清峰
生ききるは日々一万歩水の秋      坂本久刀
風花や卵の割るる時生るる       白石修章
一葉忌一日笑わず過ぎにけり      武田伸一
木枯し一号踏ん張る赤のハイヒール   谷口道子
ドローン飛ぶ粟田口です冬紅葉     樽谷寛子
あやかしの尻尾残して子狐よ      新田幸子
言吃れば凩の日溜り          野﨑憲子
十二月八日腓返りを繰り返す      増田暁子
朝寒やそれぞれ忙し始発前       松本孜
攻め窯は太古の海や草紅葉       村上紀子
みずかきのくつろいでおり落葉期    矢野千代子
秩父はるか情死のように山茶花散る   若森京子
もう人を愛さず鶏頭と立っている    榎本祐子
                 (榎本祐子記)

関西合同句会抜粋 2018年10月13日

草笛のそこより藍のしたたれり      大西健司
楡の花小林抹茶(まっさ)馬に乗る     葛城裸時
菊を焚く昼のこめかみ煙るなり      小西瞬夏
聖護院大根が人気関東煮(だき)      小宮豊和
武庫川の水源に触れ鰯雲         坂本久刀
行く夏や弛む親子の糸電話        白石修章
ただの年寄りされど人間菊膾       武田伸一
笑み零る新米の泡良く膨れ        谷口道子
炎帝や飯食足らぬ牛の舌         樽谷寛子
深海にいのちありけり黒葡萄       長尾向季
野に在りて時を得たりと曼珠沙華     新田幸子
もろ肌を脱いで秋蛇大笑す        野﨑憲子
すべりひゆはは存命の日の足音(あおと)  野田信章
蔓うめもどきゆっくり老いる振りをして  若森京子
置き去りのわたしもみずるばかりなり   榎本祐子
                  (榎本祐子記) 

2018年6月9日 関西合同句会の概要

檀家なき古刹お僧や新茶汲む      村上紀子
雷は電池並べて個性的         葛城裸時
毛虫焼く今ならわかる捨身かな     増田暁子
ひさびさの茶杓削りよおらが春     樽谷寛子
通夜の場に見知らぬ女虎が雨      長尾向季
人焼く間つばなも雲も流されて     榎本祐子
六月多感なり幻聴が朝夕に       矢野千代子
青梅を捥ぐはるかより青馬一頭     若森京子
落し文鯉のもみ合う口あまた      白石修章
鉄塔に飛び交う声や夏兆す       坂本久刀
生きもののまばたきしずか炎天下    月野ぽぽな
かたつむり飢えたる風の方を向く    武田伸一
恐縮です丸まる性です団子虫      新田幸子
明易し浴衣の父母の萎え著く      小宮豊和
人さらいくるらしくちなわつるむ夜は  大西健司
誘蛾灯その夜の縁に鍵落とし      小西瞬夏
恐縮です丸まる性です団子虫      新田幸子
柿若葉音頭とりませ兜太師よ      谷口道子

                                                                                 (谷口道子記)



スケジュ-ルのお知らせ

スケジュールのお知らせ  関西合同句会 (偶数月の第2土曜日、午後) 10月 (全国大会のため休み) 12月  12月14日(土)  13:00~17:00 生涯学習センター (第7研修室)                           関西スクール (毎月...